Bokkura Expedition 合同会社は、クレッパーのフォールディングカヤックと純正部品、その他クレッパーの商品を日本で販売する正規代理店です。主に神戸在住のドイツ人1人で経営しています。

代理店のランニング・コストを抑える最適なビジネスモデルとして通信販売を行っていますが、現在のところ、専業スタッフがなく、有人店舗も設けていないため、お問い合わせの受付など連絡手段はインターネットと郵便に限定させていただいております。 ご不便をおかけしますが、ご理解いただければと思います。

なお、ご購入前の見学とご試乗には対応しておりますので、是非ご利用ください。シングル艇およびダブル艇をご用意しております。 ご連絡いただければ、土日中心に、兵庫県神戸市周辺にて対応致します。 西以外の試乗については、関東などで試乗会を年に数回行う予定ですので、ご希望の方はご連絡ください。 詳しくは見学・試乗のご案内ページをご覧ください。


Bokkura Expedition 設立のきっかけ

「クレッパーのフォールディングカヤックを日本でも入手可能にしたい。」

そう思ったのは、8年間ほど他社製フォールディングカヤックに乗ってきた神戸在住のドイツ人1人です。きっかけは突然に起こったあるトラブルでした。

ある穏やかな秋の日、のんびりと海の上で時間を過ごそうと、海岸でカヤックをのフレームをスキンに入れて組み立てようとすると、「ピンッ」という音とともに、アルミフレームの一番重要なポール部分が割れてしまいました。

力をほとんど加えていなかったにも関わらず、アルミがまるで割り箸のような感覚で割れてしまったのです。 原因は海水による腐食だと思われましたが、腐食のよる劣化は見た目では判断できず、一見問題なさそうだったパーツがある日突然割れるなんて・・・その日以来、アルミという素材を信頼することができなくなってしまいました。

また、トラブルが起こったのは、幸いにも海に出る前でしたが、その一つ前にこのカヤックに乗ったのは、3泊4日の八重山諸島ツーリングでした。 サンゴ礁の上で波に乗っている時、携帯の電波も届かないリモートなエリアでカヤックが突然壊れてしまっていたらと想像したら、ぞっとしました・・・ 8年間楽しい時間を過ごした「割り箸」カヤックの後継を考えた時に、フレームはアルミよりも信頼できる、また素人でも劣化の程度がわかる素材を探しました。 すると、以前購入をあきらめた、木製フレームのクレッパーが再び候補にあがりました。丈夫さ、信頼性の評判、積載量や大きさなど、自分のツーリングスタイルにぴったりのフォールディングカヤックでしたが、ただひとつ問題は、以前と同じく「日本では入手できない」ということでした。

日本には様々なカヤックの楽しみ方ができる、きれいな海や様々なカヤック・フィールドがあります。楽しみ方に応じて、カヤックも豊富な種類の中から選べればよいと考えていますが、その選択肢の一つとして、今でも一流のフォールディングカヤックを製造する名船クレッパーがあって欲しいと強く思いました。

そこで、「日本に代理店がなければ、自分でやらないといけない」と思い、クレッパー本社と話をした結果、Bokkura Expedition 合同会社を設立・開業する運びとなりました。


Bokkura Expedition の理念

クレッパー日本代理店の目的は、クレッパー・オーナーやその他クレッパー・ファンへのサポートです。

  • 長期的に部品やアクセサリーを提供し、
  • なるべく安い値段とリーズナブルな納期で商品を届け、
  • アフターサービスをきちんと丁寧に行う

これらを最も大切に考えています。